潮路亭物語 潮路亭物語

お伊勢参り

伊勢神宮の基礎知識

「お伊勢さん」という名称で親しまれている伊勢神宮は、正式名称を「神宮」と言います。
神宮は、「内宮(ないくう)」「外宮(げくう)」を中心に、
内宮は宇治の五十鈴川の畔に鎮座している「皇大神宮(こうたいじんぐう)」の通称となっております。
外宮については、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)の通称で、二つのお宮を合わせて「両宮(りょうぐう)」と呼びます。
外宮と内宮は、別宮や摂社、末社、所管社も合わせると、合計125社にもなり、
全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めます。

一生に一度は、
「お伊勢参り」

内宮は、約2000年前に鎮座したと伝わります。
江戸時代にはお伊勢参りが大流行。「一生に一度は」と、庶民のあこがれとなりました。
また、1300年前から、「式年遷宮」が行われております。
式年遷宮とは、20年に一度、神様を祀る社殿を新しく建て替え、神様に新宮へお遷りいただく
1300年もの長きに亘り受け継がれてきた由緒ある儀式です。
2013年に行われた第62回遷宮では、その年に1420万人もの人々が参拝しました。
また、遷宮の翌年は「おかげ年」といわれ、「神様のおかげをいただける年」と言われております。

  • お伊勢参り 神馬
  • おかげ横丁

伊勢神宮参拝の基礎知識

  • 参拝客 参拝客
    どんな服装が
    良いのか

    とくに大きな決まりはありませんが、「神前でお参りする」とお考えいただければ、自ずと身なりも整うはずです。

  • 宇治橋 宇治橋
    宮域に入る時の
    マナーは?

    橋を渡る際は、一礼して鳥居をくぐりましょう。内宮は右側通行、外宮は左側通行が基本です。
    これは各正宮の手水舎の位置が関係しているといわれております。

  • 手水 手水
    手水の作法は?
    • まず、ひしゃくを
      右手で持ち、
      たっぷりの水を汲み、
      左手を清める
    • 次に右手で持っていた
      ひしゃくを左手に持ち替え、
      右手を清める
    • もう一度ひしゃくを
      右手で持ち、
      左手で水を受けて
      口を清める
    • 再度左手を清める
    • 最後にひしゃくを立てて
      残った水でひしゃくの柄を
      清め、ひしゃくを伏せて
      元の位置へ

    手水舎は、参拝者が身を浄めるために手水を使う施設です。参拝する前に、手水舎で手と口をしっかりと清めましょう。

  • 正宮の入り口 正宮の入り口
    正宮での参拝方法

    伊勢神宮では、二拝二拍手一拝の神道の作法で参拝します。
    伊勢神宮は本来、国家の安泰を祈念して参拝する場所です。心静かに感謝の気持ちを伝えましょう。

潮路亭から、いざ 「お伊勢参り」 へ

潮路亭は、伊勢神宮の中枢である内宮・外宮まで、お車で約20から30分の場所にございますので、
お伊勢参りを目的とした観光拠点として、たいへん便利にご利用いただいております。
また、電車や飛行機でお越しいただくお客様につきましても、最寄りの鳥羽駅から運行している「CANばす(周遊バス)」を
利用することで、お気軽にお伊勢参りへのお出かけが可能になっております。

外宮参拝

まずは豊受大御神を祀る、
外宮参拝から

外宮のご祭神は、衣食住の神様である豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。

正宮
正宮

個人的なお願いごとは、地元では第一別宮「多賀宮」で行うと良いとも言われており、
活発な働きをする豊受大御神の荒御魂(あらみたま)を祀っております。

多賀宮
多賀宮

入り口の左手には勾玉の形をした勾玉池があり、そのまわりには散策路が造られています。
6月には花菖蒲が見ごろを迎え、中秋の名月の夜には奉納舞台で観月会が開かれます。
池のまわりを散策するのも、とても気持ちが良いです。

月夜見宮
月夜見宮

外宮の北御門から真っすぐ別宮の月夜見宮に至る宮後町の道を神路通りといい、
月夜見の神様が石を白馬に変えて外宮に通われる道とされています。
地元では、神の通り道である中央を歩かないようにと言い伝えられております。

内宮参拝

皇祖神・天照大御神を祀る、
内宮参拝へ

内宮は、皇室の祖先につながる「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」がご祭神です。
入り口の宇治橋を渡ると、世俗の世界から聖の世界へと足を踏み入れます。

五十鈴川
五十鈴川

まず、五十鈴川の御手洗場(みたらし)で手を洗い、深呼吸をして気持ちを落ち着かせてから参拝してください。
その五十鈴川から戻るさい、右へそれる小道を通り、別宮「風日祈宮」を参拝後、正宮へ向かうのがおすすめのコースです。
木々の緑と流れる水の美しさによって、心身が清められます。

正宮
正宮

石階段の先がいよいよ正宮で、日本最高の神様、天照大御神が祀られているところです。
神前では、心静かに「二拝二拍手一拝」でお参りをしましょう。

参道
参道

なお、天照大御神の荒御魂(あらみたま)を祀る第一別宮「荒祭宮(あらまつりのみや)」は、
地元では、個人的なお願いごとをすると良いともいわれています。

荒祭宮
荒祭宮
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